天然水

『どうしたの?』


「見に来た!
もうバイト終わり?」


『あと1時間だよ?』


「俺ら待っとくわ!
菜智チャンに伝えて。」


バイト終わってから
雅紀と祐希クンが待っているところに行くと、


「今からゲーセン行こ!」

そう言われ、
行くことにした。



「ゲーセン行くために
菜智ら待ってたの?」


「旅行に行ったときの事
祐希と話してたらさ、
行きたくなったんだよなー」

雅紀が言った。


「何する?ボーリング?」


「旅行のときはボーリング
してカラオケしたよね!
懐かしい~」


『プリクラもとったしね?
みんなまだケータイに
貼ってる?』


菜智も雅紀も祐希クンも
ケータイにはあのときの
プリクラが貼ってあった。


私のケータイにも
ちゃんと貼ってるしね。

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