天然水

その後、
先生が教室に入ってきて
みんなで並んで体育館へ行った。

ついに卒業式。

あ、お母さんいるし‥

校長先生の話や

生徒会長の話

3年代表の話

2時間半の卒業式は
あっとゆう間に終わった

そして今、

教室で私と雅紀と菜智と
祐希クンの4人で残って
喋ることになった。


「なんか寂しいな。
この教室で喋るのも
今日が最後か‥」


『6年間も菜智と一緒だったのにね?』


「俺らも別々なんだな」


『バイト一緒だから
会えるじゃん!』


「そうだね!カフェ辞めたらだめだよ?」


『大学が忙しくなるまで辞めないよ!』


「祐希と雅紀クンもコンビニのバイト辞めたらだめだよ!たまには遊びに行くからね!」


「俺は辞めねーよ
雅紀はどうすんの?」


そう言った祐希クンに続き目線を雅紀に向けた。


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