天然水
「あのねッ」


とっさに
隠れてしまった。

これじゃあ、
雅紀のときと
一緒じゃん!

靴履きかえないと
帰れないし‥


でもこうゆう時って
誰か入っていくと

気まずくなるよね‥?
どうしよう‥

そう思いながら
壁で立っていた。


ってかこんな所で
告白しようと
してるのは誰よ。


声のする方を見ると

雅紀だ!

告白されてる?


「あのねッ
ずっと好きでした。
もしよければ‥」


「ごめん、
付き合えない」


女の子の言葉を
さえぎるように
雅紀が話をした。


ここにいるの
やばいよね‥


雅紀にばれないように
靴を取りにいった。

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