天然水
「俺は〇〇町の一丁目。
ひめは?」


『え? 一緒じゃん!』


「マジ?
ひめの家もあのへん?
俺の家、郵便局の近くの
マンションだよ。」


『本当?!
私の家、
あのマンションから
近いよ?』


「じゃあ、
晩飯作りに来てよ」


『やーだ』


「ケチッ」


『ケチでいいもーん』


喋っていたら
すぐに夜になった。


「もう8時だしッ
帰ろっか!」
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