恋は盲目


こういうときってどうしたらいいんだろう。




あのあとそのまま部屋から出てきた。




涙を流しながらただ歩いて。



ばかみたい。



信じるなんてばかみたい。。




信じてた私は今事実を知り『セフレ』という存在になった。



いや、彼の中ではカレカノなんていう時期は存在しなくて



始まりからただの『セフレ』だったんだ。




美帆の言うこと聞いてれば良かったのに……




私ってばかだ。





なのに―…



初めて付き合ったのが彼だから?




初めてキスしたから?



初めて身体を重ねたから?



だから―…?




忘れられない。




裏切られたのに……


騙されてるのに……



それなのに―…



彼を拒否しきれない私。




私は本当にバカだ。



騙された私が悪いのかな……







< 12 / 55 >

この作品をシェア

pagetop