心霊スポット取材班

江川は読み終ながら、


「これ、本当なのか?」

江川は真剣に聞いてきた。


「はぃ‥ちゃんとおばさんにも話し聞いてきましたから」

満がとっさに言った。


「そうか、これはなかなか面白い記事が出来るぞ!」

江川はタバコに火を付けながらレポート用紙に夢中になっていた。


「ただ‥川崎道子さんって人が何処にいるかは、分かりません‥」


光輝が話しに加わってきた。


「それを追究するのが、おまえ達の仕事だろ?期待しているよ!」


「‥あっ‥はぃ」


3人は同時に頷いた。


「今の所は‥①番チームが一歩リードかな!」

江川は微笑みながら言うと、3人は悔しいそうに

「次は期待していて下さい!」


と、心にもない事をつい言ってしまった。

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