心霊スポット取材班
「武は、どう思う?」
あきが武の方を見ると、何かに没頭していた。
「武さん?大丈夫ですか?」
夏紀が心配に声をかけた。
「…あぁ、大丈夫…余りにも驚いたから…」
武はコーヒーを飲み干した。
「それもそうよね…同じ学年だったしね…」
美奈は武の気持ちが少し分かったような気がした。
「これから…どうする?」
あきがみんなに聞いた。
「手掛かりがないしね」
美奈も考え込んでいた、
その時、夏紀は何かを思い出していた。