心霊スポット取材班
3人は公園に入り、物置小屋を探した。
写真に写し出された光景を思い出しながら探していくと、直ぐに見付ける事が出来た。
3人は恐る恐る屋根の方を見上げた。
「まさか‥あるわけないよな‥」
光輝が呟いた。
「3年前だからなぁ‥」
敏也が言いながら、屋根全体を見渡していると、あのストラップがあった。
「おぃ…マジかよ…あれ見ろよ!?」
敏也が指で指示した。
そこには、萎びたストラップが垂れていた。
「……なんか気味悪…」
満も本当にあるとは思ってもいなかった。
光輝が物置小屋の横に壁があったからよじ登り、屋根へと跳び移った。