心霊スポット取材班

江川が入ってくるなり、

「おはよう!あれ?河野はまだ来てないのか?」


「満はもうすぐ来ると思います‥」

すかさず敏也が話した。


「そうか、なら先に研修を始めよう!」


江川が話し出した時、満が来た。


「すみません‥遅刻しました‥」


満が入ってくるなり謝ってきた。



「初っ端から遅刻か?」

江川は問い詰めた。


「‥昨日のレバニラが‥」

満は恥ずかしげに言いかけたのをやめた。



「レバニラがどうした?」


それでも江川は突っ込んでくる。


すると、満は

「お腹を壊しまして‥」

そういった瞬間、我慢していた敏也は笑い出した。


昨日の夜、敏也は満とお腹が減ったからラーメン屋に入ったが‥その店が間違いだった、汚いお店のうえ‥腐ってるような臭いもしていたからだ。

でも‥周りに食べ物屋は見当たらなくやむを得ず入った。


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