心霊スポット取材班

「ありがとうございます」


3人は御礼を言った。


「いつ行くのかね?」


江川は取材の日を聞いてきた。


「明日にでも行こうと思います!」


武はそう答えると江川は立ち上がり、肩掛け鞄を持ってきた。



「そうか、ならこれを持っていきなさい、鞄の中にはデジタルカメラとノート、懐中電灯等が入っているから、しっかり取材して納得のいく記事を書いて提出してくれたまえ。」



「はい、頑張ります!」

3人は頭を下げて、編集室から出た。



「なんだか緊張したなぁ~」


武は扉をでると深呼吸をした。



「やっぱり現場は緊迫感が漂っていたわね~」


あきも、忙しそうにみんな仕事をしている様子をみていると自分は果たして出来るのか少し不安になっていた。


すると、美奈は

「戻りしだい、出発の時間等を決めましょう!」

武とあきは、さすがに美奈は父が同じ仕事をしているだけあって、なぜか貫禄があるように感じて圧倒されていた。

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