心霊スポット取材班
「ゴゴォ………ォ」
また、鳴りはじめた。
「えぇ~‥帰らない?」
あきが無理だと思いながらも聞いてみた。
「駄目よ!仕事だし」
美奈が許さなかった。
3人は下りた階段をまた上がり、ロッカールームまで向かった、音は聞こえなくなっていた。
「ふぅ~」
武は、ロッカールームの近くまで来たが、どこのロッカーから音が聞こえてくるのか分からなかった。
美奈は、懐中電灯でロッカールームを照らしている。
「みんな恐くないの?」
あきが2人に聞いていたが返事が無かった、よく見ると、美奈が持っている懐中電灯は震えていた。
そのとき…さっきの音とは違う音が聞こえてきた。