心霊スポット取材班

「ゴゴォ………ォ」

また、鳴りはじめた。



「えぇ~‥帰らない?」

あきが無理だと思いながらも聞いてみた。


「駄目よ!仕事だし」

美奈が許さなかった。



3人は下りた階段をまた上がり、ロッカールームまで向かった、音は聞こえなくなっていた。


「ふぅ~」

武は、ロッカールームの近くまで来たが、どこのロッカーから音が聞こえてくるのか分からなかった。

美奈は、懐中電灯でロッカールームを照らしている。



「みんな恐くないの?」

あきが2人に聞いていたが返事が無かった、よく見ると、美奈が持っている懐中電灯は震えていた。




そのとき…さっきの音とは違う音が聞こえてきた。

< 50 / 173 >

この作品をシェア

pagetop