心霊スポット取材班
「え~‥これから、新入社員の配属先が発表されますので、自分の番号と同じ番号の所が配属先になります。」
スーツ姿の若い男性が説明していた。
「緊張してきたなぁ~」
「あぁ~」
二人は緊張してきたせいで話す回数が少なくなっていた。
「では、発表されましたので、順番に見に来て下さい。まずは…1番から20番までの方々は前にどうぞ!ご確認してください!」
光輝は自分の番号を見に席を立った、武の方を見て軽く合図をした。
「えっと…8番‥8‥」
光輝は上の方から順番にみていった。
「あっ!8番は‥写真総合編集部や!やりぃ~!」
光輝は武の方を見て手でオッケーのサインをした、武はまだ決まっていないせいか喜びと不安でいっぱいだった。
いよいよ、武の番号までまわってきた。
「え~‥次は30番から50番の方々どうぞ!」
武は席を立ち、緊張しながら向かった。
「30番…30番‥と‥おっ!!」
武は希望通りの部署に決まり光輝のいる席まで向かって行った。
「どうだった?!」
光輝は心配そうに声をかけてきた。
「写真総合編集部だったよ!!!」
武は喜びを隠せず、ニヤニヤしていた。
「おぉ~よかったじゃん!!一緒の部署で仕事できるからよかったよ!」
「そうだなぁ!!!」
二人は希望通りの部署に配属先が決まった!