心霊スポット取材班
―16:00―
3人は片付けを終えて、31階の写真総合編集室に戻った。
「しかし‥あの部屋は凄かったよな?!」
敏也は自分達の仕事部屋に戻りホッと息をついていた。
「あれは、やばかった…特にホコリが…ゴホォ」
光輝は咳をしながら、さっきの本が気になった。
「課題の心霊スポットを探さないとね」
満が本を持ってきた。
「そうだなぁ~」
敏也は言いながら寄ってきた。
「後1時間かぁ…行き先だけでも決めようよ?」
光輝が定時の17時まで1時間を切っていた。
光輝、敏也、満は本を広げ1ページからめくっていった。