心霊スポット取材班

「それでは!明日―9時までに決まった部署に行って下さい!!そこから我社の社員として頑張って下さい!!!今日はこれで終わります!」


みんな一同、緊張感から解き放たれざわめき始めた、お互いに喜んで抱きしめあっている女の子もいれば、希望の部署とは違う配属先になった人はしゃがみ込んでいたり様々だった。


二人は東邦新聞社を出て帰りの電車を待っていた。



「マジ!よかったよな」

光輝は嬉しそうに武の肩を叩いた。



「そだね!明日から社会人だね!頑張っていかなくちゃ!!」


武は社会人になるという嬉しさと明日から気合いをいれて頑張ってやる事にやり甲斐を感じていた。


二人は電車に乗った、さすがにまだ時間が‐3:00‐過ぎだったので朝に比べて空いていた。



「光輝、明日は寝坊すんなよな~?」



「あぁ~今日は悪かった!明日は大丈夫だ!」



二人は電車を降り、お互い住んでいる場所が正反対なので別れる事にした。


「じゃ!明日‥8時に駅な?!」


武は念を押して時間を確認した。



「あぁ~分かってるって!!じゃ~明日~」


光輝は右手を上げて親指を立て軽くGOOD!!と言っていたようなそぶりをしていた。


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