HAPPY!!
「なー、ハーレムって何?」
掃除当番のチェックをしていると、木内が突然きいてきた。
「あたしに聞かないでよ、知らないもん」
「だろうな、お前いかにも興味なさそうな顔してるし。何だろうな、ハーレムって」
どうせあたしは童顔で無知だよ。
「ともっちょなら知ってるかも。呼んで来てあげるよ、トイレにいるから」
「そこまでしなくていいって・・・・・」
「ともっちょー!!!」
「早ッッ!」
ともっちょを呼んでくると、
「ハーレムっていうのは、一人の男を大勢のきれいなフェロモンムンムンの女が囲むの」
そんなこと何で訊くのさ、と整然と言われた。
「フェロモンなかったら?」
「それはただの集団ね」
面倒くさそうにともっちょは言う。
「そんでさ、ハーレムって、ヤっちゃうわけ?」
「ヤんないに決まってるじゃん」
ともっちょはだるそうだった。
「なんだ。そうなの」
「ねえねえ、何をやるの?」
「はあ!?」
二人声を揃えて言うから、あたしの方が逆にびっくりしてしまった。
知らないから聞いただけなのに。
掃除当番のチェックをしていると、木内が突然きいてきた。
「あたしに聞かないでよ、知らないもん」
「だろうな、お前いかにも興味なさそうな顔してるし。何だろうな、ハーレムって」
どうせあたしは童顔で無知だよ。
「ともっちょなら知ってるかも。呼んで来てあげるよ、トイレにいるから」
「そこまでしなくていいって・・・・・」
「ともっちょー!!!」
「早ッッ!」
ともっちょを呼んでくると、
「ハーレムっていうのは、一人の男を大勢のきれいなフェロモンムンムンの女が囲むの」
そんなこと何で訊くのさ、と整然と言われた。
「フェロモンなかったら?」
「それはただの集団ね」
面倒くさそうにともっちょは言う。
「そんでさ、ハーレムって、ヤっちゃうわけ?」
「ヤんないに決まってるじゃん」
ともっちょはだるそうだった。
「なんだ。そうなの」
「ねえねえ、何をやるの?」
「はあ!?」
二人声を揃えて言うから、あたしの方が逆にびっくりしてしまった。
知らないから聞いただけなのに。