HAPPY!!
どうしよう、せっかく両思いになれたのに。
別れなくちゃいけないなんて・・・・。
一週間後。
あたしたちは、一週間ずっと口をきいていない。
「おはよ~。」
「オス、水野、暇か?」
「どう見ても暇です」
なぜかよそよそしい態度しか取れない。
「なら、ちょっと付き合え」
「は?」
木内に手を引かれて、ベランダに出る。
「新しいオレの家、見えるんだぜ」
「どこに?」
「あそこ」
木内が指差す方向を見れば、新築らしききれいな水色の家が見えた。
「あのキレイな水色の家?」
「そうそう」
「近いのに、学区域違うんでしょ?」
おそるおそるきくと、
「ああ、でも、オレはここに通うぜ」
「えっ?」
聞き間違いかと思った。
「オレは、中央中には行かないよ。ここで入学して、ここを卒業する。」
「本当に?! 」
「当たり前だろ。お前を置いて他の学校に行けるかよ」
「良かった・・・」
へなへなと力が抜けて座り込む。
「ほんと、早とちりだな、お前」
なんだ、あたしの早とちりか!
よかった、木内とまだ一緒にいられるんだね。
別れなくちゃいけないなんて・・・・。
一週間後。
あたしたちは、一週間ずっと口をきいていない。
「おはよ~。」
「オス、水野、暇か?」
「どう見ても暇です」
なぜかよそよそしい態度しか取れない。
「なら、ちょっと付き合え」
「は?」
木内に手を引かれて、ベランダに出る。
「新しいオレの家、見えるんだぜ」
「どこに?」
「あそこ」
木内が指差す方向を見れば、新築らしききれいな水色の家が見えた。
「あのキレイな水色の家?」
「そうそう」
「近いのに、学区域違うんでしょ?」
おそるおそるきくと、
「ああ、でも、オレはここに通うぜ」
「えっ?」
聞き間違いかと思った。
「オレは、中央中には行かないよ。ここで入学して、ここを卒業する。」
「本当に?! 」
「当たり前だろ。お前を置いて他の学校に行けるかよ」
「良かった・・・」
へなへなと力が抜けて座り込む。
「ほんと、早とちりだな、お前」
なんだ、あたしの早とちりか!
よかった、木内とまだ一緒にいられるんだね。