無力…
戦う…そぅ、一人対たくさんで、
誰一人あたしの見方なんて居なかったんだ…
ただ、みんな見て見ぬふり
こそこそ聞こえる話し声
『あたしじゃ無くて良かった』って…
笑っちゃうよ…
自分じゃ無かったら、誰がいじめられてもいいのかよって…

たまにあたしの周りに来る奴ら…
『大丈夫?』
『いつでも…椎名チャンの味方だヵら…』
きれいごと言ってんじゃないよ…
なにが味方だ?
味方だったら…
助けろよ?
いじめの主犯に『やめな』とヵ…いいなよ…、

くだらない…

だヵら…あたしは人を信じない

いや…信じられなくなったんだ…
いつのまにか…一人で居ることが普通になり…
無視されることも普通になり…
あたしの存在は消えて無くなった居た…小学時代



あたしは誰の力も頼らないで生きていくって決めたのに…

どうして…あんたに頼ってるんだろ?
どうして…あんたは信じられるのかな?
< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop