異常体質。。。

薄暗い中、忍が彼女に覆いかぶさる

散々焦らされた唇が忍に襲い掛かった

呼吸すら忘れる程に求めあい甘い吐息が漏れる

『忍…好きだよ…』

恍惚な表情で彼女が呟く

しかし忍は決して愛情を言葉に現すことはなかった

それは、所詮言葉など信用出来ない事を誰よりも知っていたからだ


………
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