異常体質。。。

ヒョイ!

忍が彼女を引き離したのだ

『え…どうしたの?』

彼女が言った

『別に…コーヒーまだ?』

忍が言った

まるで何事もなかったかのように…

『え…そんな…』

『何が?』

『…うぅん…今…入れるね…』

彼女は潤んだ瞳を俯かせ台所に向かった

そんな彼女の背中をニヤつきながら忍は眺めていた


………
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