馬鹿だ…【完】
「ふぇ?」
アタシも外を見てみる
そこには、楽しそうに水道で遊んでる男子数名
「要(かなめ)たち水浴びしてる…」
そこに居る人は皆、全身ずぶ濡れになっていた
「アハハ。馬鹿だ、あいつら」
すると、こっちに気付いたのか、要たちが手招きをしている
「行く?」
「いや、でも…」
一応、茉理に聞いてみるが茉理も若干引き気味…
だが、アタシの教室は1階だったりして、要はアタシ達の手をとった
そんな要にドキッとしたことは秘密かな…?