「いいわけ」
タバコを灰皿に押し付け、顔を上げるとユカは眉間に皺を寄せながら




「コンビニ弁当なんかヤダ」

我が儘を言い出した。


「じゃあどうすんの?」




「だから食べに行こうよ」





「だから、面倒臭…ー」




「行くぞ!」




あたしの言葉を完全に無視して立ち上がり、鞄を手に行く満々。
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