「いいわけ」
「…はぁ」



盛大にため息を吐き出しあたしも鞄を持ち、家を出た。




「で、どこ行くのさ!」




ユカの車の中。
レゲエがガンガン流れるせいで、嫌でも大声を張り上げなきゃ会話出来ない状況で、叫んだあたしに




「いつものとこ!」




負けず劣らずの大声が返ってくる。
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