「いいわけ」
そんなやり取りをしながらも、ユウヤの足が何処に向かってるのかわかってた。



全力で嫌がれば、降ろしてくれるってわかってる。でも、そうしないのは初めてのお姫様抱っこを満喫したかったのと…







…ユウヤから離れたくなかったから。
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