「いいわけ」
この先を言ったらユウヤは軽蔑するだろうか。でも、背中から伝わる体温とリズムが`怖がらなくていい´って言ってくれてるみたいで





「セックスの為だけの存在ってわかってて、抱かれ続けた」




吐き出した言葉に、一瞬リズムが崩れた。
でも、またすぐに戻って…




「好きな奴に抱かれるのは、当たり前の事だ」





優しい声が耳に届いた。
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