「いいわけ」
そう言った途端、大袈裟に目を擦って立ちあがったユカは





「絶対だからな!今の言葉忘れんなよ!じゃ!」



捨て台詞を吐いて部屋から出て行った。





これだけ一緒にいるのに、演技に気付かなかったあたしが一番馬鹿なのかもしれない。
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