X's Supremacy
3 Supremed World
どこまでも真っ暗~…
視界すべてが闇、闇、闇。
そんな中を俺は歩いている。
「まじで、意味わかんねぇ…」
ここまで非現実的になってくると、さすがに俺も不安でたまらない。
時計…らしきものを見ると、針は翼を示している。
「どういう意味なんだ、これ。」
どうせなら絵の意味まで教えてくれたらよかったのに、意味ないじゃん、と心の中で毒づきながら、歩を進めていった。
突然、足が空を踏む。
え…まじかよ…?
「わ―――っ?!」