恐怖話

深夜3:00頃。
僕は物音で目を覚ましました。
ギィギィギィｯ
階段を登ってくる音。
怖くなって居ても立っても居られなくなり扉の方をジッと見ていました。
ギッギッギッ
廊下を進む音。
ピタリと僕等の部屋の前で足音は止まりました。
僕は扉をジッと見ていました。
すると
ガチャガチャガチャッ
とドアノブが勢い良く動いたんです。
僕は怖くなって逆に動けませんでした。
そうしていると扉が少しずつ開くんです。
キイィイイィイィッ
しかし其処には誰も居ませんでした。
怖すぎて立ち上がることも出来ず再び深い眠りに就きました。
しかし眠っている間、誰かに手首を掴まれている感じがありました。