KissKissKiss
『遥!』
『あれ、キスしなかった?』
『されたよ!マジキモいアイツ。』
アタシは遥に愚痴りながらよそ見をしてしまってた。
バンッ
『ご、ゴメンなさい。』
『君こそ、大丈夫?』
アタシは赤面した。
彼は背が高く、髪が短めで黒髪。鼻が高く、一重で目力があって優しそうな・・・・。
『・・・。』
『大丈夫?』
『大丈夫です!あの、名前!』
『え・・。俺?俺は理。羽山理(ハヤマオサム)。』
『アタシ、矢野美琴です!』
理君はにっこり笑う。
『可愛い名前だね。宜しく。』
『遥、アタシ恋しちゃったぁ!』
『は?』