KissKissKiss
〜2章〜
-甘いキス-
それ依頼、アイツとは話さなくなった。
廊下で会っても無視。
視線は感じるケド、思い出すといらつくし。
『ミーコ、イイの?』
『何が?』
『羽山翔だよ!!』
『知らない。』
遥心配してる。
『美琴チャン。』
『理さん!』
『帰ろう。』
『はい。遥、またね?』
『う、うん。』
『美琴チャン、元気ないよ。』
『大丈夫です。はっきり言えたし?』
『美琴チャンて、気強いね?案外。』
『そうですね!』
・・・・沈黙。
『あ!携帯忘れた!!教室に。』
『俺も行くよ。』
『大丈夫です!!』
『なら、ココで待ってるカラ。』
『分かりました。』
アタシは走ろうとした。
グイッ
『!?』
肩を抱き寄せられた。
・・・・キス。
『怪我しないように。』
『・・ありがとうございます。』
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい!!!?
理さんと!
何て上手いんだ・・・。
上手い・・・
でも、
羽山翔のが・・・。
何考えてるんだ・・・馬鹿だな。