KissKissKiss




教室、電気ついてる。





ドアに手をかけた。




ガラガラー



















『遥・・・・?』

『み、ミーコ!違うよ?違うの!』




何で?


何で羽山翔と遥がキスしてんの?




『アンタ、遥に何してんの。』




『コイツがしてって言ったカラ。』


『遥はそんな事言う訳ない。』




『ミーコ!アタシが・・・・アタシがずっと翔君好きだったの。ケド翔君はミーコ好きだったし・・・。』



『・・・。あっそ。アタシ携帯忘れたダケだし。携帯知らない?』



『ミーコ・・・・。』



『コレか?』



羽山翔が持ってるのはアタシの携帯。






『触んないでよ!!』



アタシが奪おうとしたら、逆に壁に追い込まれた。





『痛ッ・・・。』

『・・・矢野、俺・・・。』





遥は泣いて教室を出る。


『遥!』



おしのけようとしても無理だった。




凄い力・・・。



『離して!遥が・・・。』

『・・・。』



羽山翔はアタシの腕を片手で抑えて無理矢理キスした。




『・・・ン!!』


『・・・・・矢野。』




羽山翔の手がアタシの足を撫でる。





『やめ・・・ぁッ!』



スカートの中を探られる。







その指は段々とワイシャツをぬがしていった。






もうアタシはたっていられなくなってふらっと倒れそうになった。





『もう、やめて・・・・。』




『もう、感じたのか?』












< 16 / 37 >

この作品をシェア

pagetop