月影の剣
03.猫、時々…獣
ご飯にする?お風呂にする?
自身は、猫ルシを捕まえた。
「ルシ、自身は我慢出来ないのです。」
ルシは、自身の手から逃れようと、その身をよじる。
「な、なぁ、それより飯に…」
自身はルシの言葉を遮った。
「どこのボケ老人ですか、ルシ。ご飯は先ほど食べましたよ。それより、自身はもう、我慢が出来ないのです。」
さぁ。
ルシへと呼びかける。
ルシから、ずっと風呂に入っていないという話を聞き、言われてみればと気になり始めた獣臭。
とうとう耐えられなくなり、実力行使にでた。
「い、一緒に入ってくれるのか…?」
弱々しく抵抗を止めたルシが自身をつぶらな瞳で見つめた。
「ま、まぁ仕方ありませんね。一人では洗えないでしょうから…」
自身が頷いた瞬間、ルシが人型に転じた。
「あ、人型で入るなら一人で洗えますね。」
「いや、ツキヨ一緒に入ってくれるって言ったよな?約束は守らなきゃないぞ」
形勢逆転。
自身は風呂へと連行された。
「ルシ、自身は我慢出来ないのです。」
ルシは、自身の手から逃れようと、その身をよじる。
「な、なぁ、それより飯に…」
自身はルシの言葉を遮った。
「どこのボケ老人ですか、ルシ。ご飯は先ほど食べましたよ。それより、自身はもう、我慢が出来ないのです。」
さぁ。
ルシへと呼びかける。
ルシから、ずっと風呂に入っていないという話を聞き、言われてみればと気になり始めた獣臭。
とうとう耐えられなくなり、実力行使にでた。
「い、一緒に入ってくれるのか…?」
弱々しく抵抗を止めたルシが自身をつぶらな瞳で見つめた。
「ま、まぁ仕方ありませんね。一人では洗えないでしょうから…」
自身が頷いた瞬間、ルシが人型に転じた。
「あ、人型で入るなら一人で洗えますね。」
「いや、ツキヨ一緒に入ってくれるって言ったよな?約束は守らなきゃないぞ」
形勢逆転。
自身は風呂へと連行された。