【完】恋愛間違い注意報


閉店時間にようやくなりました。
泣きそうになりながらも出来るだけ視線を気にしないように頑張った。




「お疲れー」


あかりは楽しそうに私に言った。
こっちの気もしらないでさあ…。



「何の用?」



「2人がね智沙のこと気に入ったんだって」



「そうなんだー………え」



あからさまに嫌そうな顔をしたのくらい自覚はある。
でも嫌なんだもん。
金持ちと関わっても良いことないしさあ。



「嫌そうな顔するなよ。イケメン2人居て嬉しくないわけ?」


…ナルシスト。
確かにかっこいいけど…でもね、私は無理。
この前思いっ切り恥かいたし。



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