【完】恋愛間違い注意報
もう朝だよね…外が明るい感じがするし。
でもまだ、眠いよ。
それに…心地良くて起きられないよ。
…誰かが、私の髪を撫で頬に触れてる。
冷たい手だなあ…んー誰…
「っ……んん…え?!」
やっと、目が開いた。
目の前には……あ、葵さんっ?!
あっという間に目が覚めて、飛び起きようとしたら、やんわり押さえられて動けない。
何よ……朝からドッキドキじゃない!
「おはよ」
微笑みのに楽しそうな表情を含んだ葵さんは、朝の義務的な挨拶を告げた途端に私の唇に自らの唇を合わせた。
甘い口付けは、私を酔わせ、夢見心地にさせる。
「お、はよーございますっ!」