斎宮物語

「上様は、お優しいお方なのでしょう?
きっと、いつき様の体ことをいたわってくださいます。」

「そうね…。」









その日も、また上様のお渡りがあった。

次の日も、その次の日も…。

私にお渡りくださり、ご寵愛を一身に集めていた。


< 178 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop