斎宮物語

「父上様、母上様。
本日まで、まことにありがとうござました。
私、将軍御側室として、お勤めを果たして参ります。」

「いつき…」

「立派にな。
しかとお勤めを果たして参るのじゃ。」

「はい。」


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