斎宮物語

上様が帰っていった、その日の夜。

私は上様のことを思い出していた。

上様…か。

なんかダンディなおじ様だったな……

あ、だめよ、だめ。

上様は、雲の上の存在!!

第一、私なんかがお目見えなんて、恐れ多い!


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