僕の殺人日記《記録》
亮君と僕は次の朝待ち合わせをして裏山へ向かった。

『たくさん採れるといいね!』
『慶太郎君、喜ぶよ、きっと!』

ワクワクしながら裏山へ行ったんだ。

雲行きが怪しくて雨が降りそうだったから僕達は急いだ。

裏山へ着いたとたんにポツリポツリと雨が降りだした。

亮君と話し合って別々に仕掛けを集める事にした。
その方が早く終わる。

僕は駆け出す亮君の背中を見ていた。
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