僕の殺人日記《記録》
『紗理奈はその時どうしたの?自分がやったと認めたの?』
慶太郎君は首を横にふり言ったんだ
『紗理奈は泣いて従業員に言ったよ、〃私見てたけど怖くて言えなかった〃って。僕は言葉なんて忘れてしまう位驚いたよ…』
その後警察と親を呼ばれ紗理奈の親からも罵倒されたらしい。親に弁解しても信じてくれない。学校も停学処分…。

『慶太郎君、僕は信じるよ。心配しないでいいから。友達だろ?』
慶太郎君は力なく微笑んだ。

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