僕の殺人日記《記録》
僕は必死に考えた。

そうだ、裏山だ!裏山に間違いない。

僕は携帯だけ握りしめて裏山へ向かった。
慶太郎君にかけながら走った。呼び出し音が鳴る
『…大輔君…』
『慶太郎君!今行くから!裏山だろ?まっていてくれ』
慶太郎君は答えた
『大輔君だけが僕の友達だ。忘れないでくれな…』
電話が切れた。
お願いだよ、慶太郎君。逝かないでくれ!

僕は休む事なく走り続けた。

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