僕の殺人日記《記録》
慶太郎君と別れて僕は思っていた。
大切な人が死ぬ事…
こんなに辛く悲しいものだとは知らなかった。
人間にはそれぞれ寿命があって事故や病気、殺害されたり、自殺だったり、普通に長生きして老衰で死んだり。
持って生まれた寿命なんだと僕はずっとそう思っていた。
頭の中でまた何かが起こり始めている。
ああ、まただ…今度は抑え込んでいた分爆発しそうに心臓が波打つ。
また殺さなきゃならない。

僕はもうクタクタだった。
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