僕の殺人日記《記録》
落ちても死ぬ事はないだろうけど怪我は免れないだろう。

亮君はゆっくりと仕掛けた罠を覗いていた。
僕はそっと近よりいきなり大声を出した
『亮君!!』
亮君は
『わぁっ!』
と後ろにひっくり返りそのまま崖に落ちて行った。
僕は下を見た。亮君は
『痛いよう、痛いよう』
と弱々しく泣いてる。なあんだ…やっぱり死んでないや。
僕は分かっていたけど少しがっかりした。
ふと目の前にいい物を見つけた。

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