僕の殺人日記《記録》
目が覚めたのは夕方暗くなってからだった。
『大ちゃん?大丈夫?』
母さんが起きて来ない僕を心配して部屋に来た
『うん、1日寝たら平気になった』
僕は起き上がりご飯を食べに一階へおりた。
母さんと美紀と僕。

いつもと変わらない食卓、いつもと変わらない我が家。

笑顔で話しながら僕は思った
(母さんと美紀は僕が殺人の常習犯と知ったらどうするだろう?)美紀が楽しそうに笑っている。
僕も…その汚れのない笑顔がほしいよ…
< 122 / 136 >

この作品をシェア

pagetop