僕の殺人日記《記録》
夜中、また僕は目が覚めた。
そして夜の街へとまた出かけていた。
気が付くと水商売風の女の後をつけていた。きっと仕事帰りなんだろう。
酔っているのか足元がふらふらしている。繁華街を過ぎて細い路地に入って行った
(僕はもう殺したくない)
そう思いながら女に近づき背後から首を締めた…。

誰か僕を止めてくれ、もう殺したくないんだ。
どれくらい締めていたんだろう?
手を放すと女はその場に倒れた。
目が見開いている。死んだんだ…
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