僕の殺人日記《記録》
母さんや美紀にこんなに信頼され必要とされている。

なのに僕は裏切り続けて来たんだ…
きっとこれが普通の人間の感情。
まるで赤ちゃんが一つずつ何かを覚えていくように僕は自分のやってきた事を悔い、悲しみを知って、命の重みを知った。

分かっていても心と行動が伴わない。

僕の中の歯車はズレ過ぎていて元には戻らなくなってしまった…。
理解出来ていても僕はきっとこれからも殺人依存から逃れられないだろう。

この苦しみから解放されたい…。
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