僕の殺人日記《記録》
不思議だよ…
今僕はとても穏やかな気持ちなんだ。
きっと亮君と慶太郎君が側に居るからなんだね。

ああ、これで殺人の呪縛から解放される…

〃母さん、美紀…こんな僕でも家族でいてくれた事に感謝してる。ありがとう〃

メールを送信してすぐに携帯の電源を切った。
僕はきっと地獄へ堕ちるだろうな…
構わない。この苦しみに比べれば何でもない。
僕は木を上りロープのすぐ側へ座った。
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