僕の殺人日記《記録》
僕が着替えてる間に警察や亮君のお父さんが迎えに来た。

どうやら道案内をしなきゃならないみたいだ
(僕は慶太郎君にあげるクワガタの世話をしたいのに…)

そう思いながら裏山の崩れた崖へと大人達を導いた。
汚れないようにカッパと長靴を履いて。

亮君のお父さんは毛布と亮君のカッパとか持って来てた。

僕は思わず〃死んでるから要らないと思うよ〃って言いそうになってしまったけど我慢して黙ってたんだ。
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