僕の殺人日記《記録》
僕は暫くずっと笑っていた。まさかあんな所では笑えないし。夜まで時間を潰し帰宅。
『ただいま』
『お兄ちゃんお帰りなさい。巧君今朝亡くなったって。帰りの会で先生が言ってた』
良かったな、美紀。

もうイジメる奴は誰も居ない。

やれやれ…今夜はぐっすり眠れそうだ。

僕は妹を苦しめる奴を退治した安堵と殺りとげた満足感でいい気分だった。

『大ちゃん、ご飯食べちゃいなさい』

僕は美紀と食卓へ向かって一緒に食事した。
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