僕の殺人日記《記録》
僕は塾に出かけるふりをして林のアパートへ向かった。7時か…。早いがまあいい。
(ピンポン)
『はい』
林が出て来た
『おう!大輔、どうした?上がるか?入れよ』
僕は素直に上がった
『お邪魔します。先生、英語の復習やりたいんで見てもらえますか?』
断る訳がないな…
『いいぞ。受験生だもんな、特別だぞ!』
バカか、こいつ。僕はお前より英語は得意だよ。
心で罵声を浴びせ僕は教科書を開いた。
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