僕の殺人日記《記録》
次々と人が増えて来た。
見つけた。
道路の向こうで信号待ちをしている。僕は少しでも会社から距離をおきたくて横断歩道を走りながら藤本かおりの所へいそいだ。
『藤本かおりさんですよね?僕はあなたの付き合ってる男の息子です』
すごく困った顔をしている…
『今日は僕に付き合って下さい。話したい事あるんで』
藤本かおりが僕を見て言った
『分かりました。会社に休みの連絡入れておきます』
藤本かおりは会社へ携帯からかけた。
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