僕の殺人日記《記録》
僕はまだはしゃいでいる三人と離れてトイレに向かった。
かくれんぼしてる途中だし鬼は慶太郎君だから多分誰も見つけられないだろうな、なんて思いながら公園の入り口にあるトイレへ歩いて行った。
用を足して外へ出ると掃除員のおじさんが怒った口調で僕に言った
『君ねえ、用はトイレでしてくれなきゃ困るよ!君だろ?そこでやったの。君しか居ないんだから嘘はつけないよ!』

こいつ何言ってんだ?
反論する気になれなかった。
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